2022年4月現在、『メタバース』の用語をよく見かけるようになりました。メタバース=3次元仮想空間という漠然とした認識はあるけど、具体的には分からないという方が多いと思います。この記事を読んでメタバースについて学んでいきましょう。
メタバースとは?
メタバースの可能性
メタバースを支えるテクノロジー
メタバースは以下の3つのテクノロジーで支えられている。
VR(Virtual Reality)
『仮想現実』
専用のゴーグルを装着すると、
AR(Augmented Reality)
『拡張現実』の意味を指す。現実世界に仮想世界を画面越しに表示する技術。
例:ポケモンGO
MR(Mixed Reality)
ARをさらに発展させたもので、『複合現実』の意味を指す。
メリット
自身のコンプレックスが解消される
世界中の大半の人が自分にコンプレックスを抱いて生きていることでしょう。そういった人たちにはイケメンや美人になりたい、身長を高くしたい、あの人になりたい、性転換したいなどの自分が持ってないものに憧れも抱くもの。
メタバース内では憧れを自身の分身であるアバタ―に反映してその空間内の人たちと交流することができるのです。また、その時の気分に合わせてキャラクターの変更もできるので不公平感がなくなります。
面白いのが、美少女キャラのアバタ―の中身は実はおっさんだったりします(笑)
アニメのキャラクターになりきり必殺技とかもできるようになるかもしれません。中二病の方には楽しい空間になります(笑)
ただしメタバース空間のみになりますがね…
国境の制限がない
海外の人たちと交流したいと思っているけど、そういった機会がない人も多いでしょう。メタバースを使えば、移動をすることなく世界中の人と交流することができます。ここでも言葉の壁が課題になると思いますが、翻訳機能を取り入れ自身の母国語に変換できるようにもなってくるでしょう。
実験ができる
現実世界では失敗をなかったことにはできないが、メタバース上であればリセットができるので、様々な実験ができます。また、現実世界の民主主義では多数決で決めることが多いですが、採用されなかった意見を反映させた世界線をつくることも可能です。
メタバース上で実験や検討をして現実世界に逆輸入することだってできます。ノーリスクでの実験ができる何でもアリの空間です。
バーチャルコンサートやイベントが開催できる
もちろん現実世界と同じようにコンサートやイベントも開催できます。ただ、現実世界には定員制限があったり、遠い場所まで移動しないといけないといった弊害があります。
メタバース上では人数制限なしに開催ができます。有料、無料で開催するかは開催元の判断になります。有料の場合何で支払いをするかの問題が出てきますが、送金速度が速く国境関係なしに使える仮想通貨で解決できます。
ビジネスにも使えるようになり、現在ではメタバース上の土地が販売されており、イーサリアムで買うことができます。
デメリット
画像に酔う
専用のゴーグルをつけて仮想空間を見るわけなので、長期間使っていると酔う恐れがあります。車酔いをするのと似ているので、合わない人にはとことん合わない可能性があります。
あとは、酔わない製作を願うのと慣れていくしかありません。
現実を受け入れられなくなる
どっぷり仮想空間に浸かって生活しているとなんだか現実で生きているのが虚しくなってくる可能性があります。あまり乖離ができてしまうのも問題ですね。
大人数で使用するとサーバーが落ちる
現段階の技術では、大人数の使用には適していないのでサーバー強化の開発も進んでいます。ただ解決するのには、5~10年ほどかかると言われています。
参入している企業
将来を見据えてすでに参入している企業も多いです。
ここで有名な参入企業を紹介します。
・ソニー
・グリー
・マイクロソフト
・アディダス
・ナイキ
・オリエンタルランド
・SHIBUYA109
・スターバックス(米国)
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