2022年4月から$1が130円突破したことによる円安が加速しました。現状円だけの資産しか保有してないのはかなりリスキーなのです。
そこで、仮想通貨を始めようという方へ。始めは銘柄を見てもサッパリ分かりませんよね。違いが分からないし、せいぜいビットコインの名前は知っているぐらいでしょう。
調べて個々の銘柄を知っていくのが賢明ですが、初心者にはかなり重労働。こんなことしてたら買う気も失せてしまう。
この記事ではすぐに始められるように他の記事でサポートしますし、初心者が銘柄を選ぶときの判断基準について解説していきます。
少しでも不安を解消して仮想通貨を買ってみよう!
※ただし投資は自己責任でお願いします。
ザックリ仮想通貨について解説
ザックリ仮想通貨について解説するとデジタル上の通貨のことで、決済で使えるように開発されたのがビットコインです。
特徴は
・データの改ざんが極めて困難 → セキュリティ面に優れている
・銀行のように管理者がいない(非中央分権で稼働している)
・従来の法定通貨より送金速度が速く、手数料が安い(国境がない)
初心者が銘柄を選ぶ判断基準
これは結構簡単で、時価総額上位20以内の銘柄を買うことです。現状仮想通貨の種類は日々増えていて約10000種類以上あります。
最近出てきた時価総額10000位くらいの銘柄へ投資したいですか?そうは思わないはずです。時価総額が上位のものは、開発も進んでいて世間から注目され信頼できる銘柄です。
初心者としては、買うこと自体不安でしかないですよね。誰もが買って損したくないですからね。
ただこれは肝に銘じておいてください。
必ずしも買った銘柄が上がっていく保証はありません。
買ってすぐに下がることもありますが、長期的に考えると上位20以内の銘柄は保有してて損はありません。
今は各々開発段階です。仮想通貨市場はこれからなのです。
ちなみに時価総額が見れるサイトがこちらです。
上位20位の銘柄
上位20位の銘柄がどんなマークをしているのか知っておきましょう。
2022年5月2日時点の時価総額です。
その中でも投資する方の性格ごとにオススメの銘柄を紹介してきます。
堅実に投資したい方へ
銘柄としては5つあります。上がっていく銘柄というのは世間的に使われ、需要のある銘柄です。
ビットコイン
2021年9月にエルサルバドルがビットコインを法定通貨として採用されました。最近では、2022年4月に中央アフリカがビットコインを法定通貨として採用しています。
この国の共通としては、あまり経済のいい国ではなく法定通貨の価値が世界的にも低い国なのです。そのような国でこれからも採用されていくのではないかと個人的に睨んでいます。
上記のことから初心者は投資対象として堅実的に考えるとビットコインがいいでしょう。2008年から非中央分権で稼働して一度もシステムが止まっておらず。時価総額も1位という信頼のある銘柄です。
イーサリアム
時価総額2位と信頼のある銘柄です。
ビットコイン以外のコインの総称をアルトコインと呼び、そのコインたちの王様です。上位に挙がってきている銘柄のほとんどはイーサリアムをベースとして考えられています。
2021年末に流行り始めたNFTアートの売買で使われた銘柄がイーサリアムです。ビットコイン同様に実用化されている数少ない銘柄のひとつです。
現状は取引データの処理に時間がかかるのと手数料が高めで、問題として上がっていますが、開発とともに緩和されていくことでしょう。
テザー
テザーとはステーブルコインと呼ばれ法定通貨と価格が連動しているコインです。
ステーブルコインながらも時価総額は3位です。こちらも信頼のある銘柄です。
テザーはアメリカのドルと連動している銘柄なので、間接的にドルを買っているような感覚です。ドルは世界で一番需要のあるので、これからも長期的に上がっていくと個人的に考えています。
テザーの他にもUSD、テラUSD、バイナンスUSD、ダイがあり、いずれもステーブルコインで開発元が違う銘柄があります。(価格も微妙に異なる)
海外取引所を使っているとテザーで各銘柄を買うようになっていて、この中でも需要のあるデザーを3つ目に紹介しました。
現状の世界経済からも円とドルを保有していれば少しは安心しますよ~。
少し背伸びしたい方へ
堅実路線ではなく、今後の開発に期待して投資したという方向けです。
ここで着目点としてを絞って見ていきます。
・開発者が誰か?
・その銘柄に傘下銘柄がある
ソラナ
ソラナは時価総額7位の銘柄です。
イーサリアムが1秒間に処理できる取引データが15に対して、ソラナは5万を処理できる現状処理能力が最速の優れものです。手数料も1円かからないので安心して使えます。
資金調達状況 | |
2021年6月 | 約340億円 |
2021年9月 | 約22億円 |
資金調達の額も大きく、ソラナ系のNFTやソラナ基盤の銘柄にも資金調達が多くされています。
ソラナ系のNFTといえば、今流行りのSTEPN(ステップン)になります。いわゆる『ポイ活』ですね。Move to earn(歩いて稼ぐ)が世間で好評になり、ソラナでNFTスニーカー(デジタルデータのスニーカー)を買い、歩数に伴いソラナ基盤の銘柄ももらえる仕組みとなっています。
ソラナ基盤のGSTトークンの価格が2022年1月には200円ほどでしたが、4月末に1000円を超える急成長しています。ただし1日にカウントされる歩数に制限があるのと、NFTスニーカーは安くても10万円ほどします。
STEPNの公式サイトはこちら。
ただソラナにも問題があり、2021年9月と2022年5月に取引データが処理しきれなくなって稼働停止になっています。今後の開発に伴う克服が期待です。
ポルカドット
ポルカドットは時価総額14位の銘柄です。
この銘柄の生みの親はイーサリアム共同設立者であるギャビン・ウッド氏です。時価総額2位の銘柄を作った人の銘柄なので、世間的にも注目されている銘柄のひとつです。
この銘柄の面白いのが、異なるブロックチェーンの相互運用の実現を目指しているところです。この開発はすでに進められていて、完成すれば取引所を介さずに他の銘柄と交換できるようになります。
2021年10月からポルカドットに接続できる権利を選挙形式で投票するパラチェーンオークションというものが開催されています。ある一定の期間に多くのポルカドットトークン(DOT)を集めた銘柄が接続する権利が与えられ、最終的には100銘柄接続できるようにしています。
代表的な銘柄がこちら。
3番目に選ばれたASTR(アスター)は日本で誕生した銘柄で、選ばれたことで世界的に知れ渡っていきました。日本の星として開発が進められている銘柄です。
現在もパラチェーンオークションは開催されています。
資金調達状況はこちら。
資金調達状況 | |
2017年 | 約150億円 |
2019年6月 | 約65億円 |
2020年7月 | 約45億円 |
開発当初に大きい金額を調達できているのが、やはりギャビン・ウッド氏のネームバリューなのではないかと考えられます。
ニアプロトコル
ニアプロトコルは時価総額20位です。(2022.5月に順位降格)8位のテラ、13位のアバランチも人気銘柄で投資対象としてもいいです。なぜ19位の銘柄を推すかを完全な個人的見解になります。
開発者及びユーザーの使いやすさとシンプルさを重きにおいた銘柄です。
プログラミング言語で開発ができ、かつ環境への影響が少ないのも特徴です。従来取引データを処理するのに膨大な電力を消費しますが、それを抑えるように作られた環境配慮型の銘柄です。
将来的な目標としては、1秒間に10万の取引データ処理ができるように開発を進めています。つまり時価総額7位のソラナの倍の処理速度を目標に掲げているのです。
また、ブロックチェーンを活用し、人々が自身のお金やデータなどを自分で管理できる世界を構築しようと取り組んでいるプロジェクトで、現状と今後の開発予定がこちら。
フェーズ1:Chunk-Only Producers(2022年1月にローンチ済)
フェーズ2:Nightshade(2022年7月〜9月にローンチ予定)
フェーズ3:Dynamic Resharding(2022年10月〜12月にローンチ予定)
資金調達状況 | |
2022年1月 | 約170億円 |
2022年4月 | 約433億円 |
【おまけ】口座開設の仕方
口座開設は、日本の取引所と海外の取引所があります。
まずは日本の取引所を開設してみましょう。日本の取引所は金融庁の暗号資産交換業者登録一覧に載っている信頼できる取引所を使いましょう。ほぼ登録されていますが、紹介するオススメ取引所が【ビットバンク】です。
開設するのは個人情報と運転免許証等の身分証明書が必要になります。
開設方法を図で分かりやすく載せた記事がありますので、こちらから登録してみよう。取引の仕方もありますのでご安心を。
国内取引所でポルカドットを取引したい方は【ビットポイント】をどうぞ。こちらも開設方法と取引の仕方を載せてあります。
今回紹介している銘柄は残念ながらほとんどの国内取引所で扱ってないので、最終的には海外取引所を使うことになります。
海外取引所は銘柄が豊富なのが魅力で、中でも世界で大人気のバイナンスがオススメです。日本語にも対応しているので使いやすくなっています。
さらにステーキングといって買った銘柄を一定期間貸して利子をもらえるシステムもあるので、是非活用すべし。年利はだいたい10~20%と高めなので銀行に預けておくぐらいならここで預けて運用した方が美味しいです。
時価総額上位20位の全ての銘柄を取り扱っているので、こちらの登録も済ませておくといいですよ。
まとめ
~銘柄を選ぶ基準~
・需要がある
・資金調達がある
・傘下の銘柄がある
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