ニアプロトコルの概要
ニアプロトコル(NEAR Protocol) | |
ティッカーシンボル | NEAR |
時価総額ランキング | 34位 |
時価総額 | ¥174,440,657,395 |
価格(2023年1月時点) | ¥206 |
リリース | 2020年4月 |
コンセンサスアルゴリズム | PoS |
発行枚数 | 10億枚 |
ニアプロトコルとは?
ニアプロトコルは分散型アプリケーションプラットフォームであり、開発者及びユーザーの使いやすさとシンプルさを重きにおいた銘柄です。
プログラミング言語で開発ができ、かつ環境への影響が少ないのも特徴です。従来取引データを処理するのに膨大な電力を消費しますが、それを抑えるように作られた環境配慮型の銘柄です。
そのためコンセンサスアルゴリズムはPoSを採用しています。
今後このシンプルで使いやすいメリットを活用しニア基盤のアプリケーションの開発やNFT発行が期待されています。
ニアプロトコルの構造
高速処理を実現するためにニアはシャーディング(Nightshade)という仕組みを導入してます。
また、イーサリアムとニアをネットワーク間でトークンの移動を可能にする独自のブリッジ(Rainbow)が完成させています。
シャーディング(Nightshade)
ブロックチェーンは大量のトランザクション(取引記録)を処理するとなると遅延が起こるといった処理速度が低下することが問題に挙げられています。
このことをスケーラビリティ問題といいます。
ニアはスケーラビリティ問題を解決するために、従来のひとつのブロックチェーンでトランザクションを処理するのではなく、シャードという複数のチェーンでトランザクションを分散させて並行処理を行っています。
シャードのおかげでトランザクションを高速処理かつ手数料を安く抑えられます。また、環境負荷を低減できることから第三者機関である「South Pole」より『環境への影響が少ないブロックチェーン』と2021年4月に認められています。
ブロックを生成するのに電力の消費、二酸化炭素の排出をしますが、ニアはビットコインの20万倍炭素効率が良いとされています。
ブリッジ(Rainbow)
イーサリアムとニアをネットワーク間でトークンの相互運用が可能とした性能を有しています。ただトークンそのものの移動をするわけではなく、互換性のあるラップドトークンを使います。
ラップドトークンは他の通貨と価値をひも付されたトークンのことをいい、ERC-20がイーサリアムでよく使われる代表的なトークンです。
このERC-20でニアで暗号的に証明可能な情報をイーサリアム契約で使用でき、その逆も可能となっています。
この情報は下記の条件のもとで成り立っています。
- ブロックにトランザクションを含める
- 特定の結果を伴うトランザクションの実行
- 契約の状態
現在の開発状況
将来的な目標としては、1秒間に10万の取引データ処理ができるように開発を進めています。
ブロックチェーンを活用し、人々が自身のお金やデータなどを自分で管理できる世界を構築しようと取り組んでいるプロジェクトの現状と今後の開発予定がこちら。
フェーズ1:Chunk-Only Producers(2022年1月にローンチ済)
フェーズ2:Nightshade(2022年7月〜9月にローンチ予定)
フェーズ3:Dynamic Resharding(2022年10月〜12月にローンチ予定)
Sweatcoin
資金調達状況
資金調達状況 | |
2022年1月 | 約170億円 |
2022年4月 | 約433億円 |
まとめ
昨今環境問題が取り上げられてますが、二酸化炭素の排出量を低減させる配慮をするといった他の銘柄にない珍しい取り組みもしています。
使いやすさにも重きをおく親切心のある銘柄でもあるので今後NFT発行等で使用されることへの期待大です。
ただ残念ながら国内取引所で取り扱ってないため、海外取引所で取引することになります。
オススメの海外取引所であるバイナンスで取引することをオススメします。買ってそのままにするのではなく、ステーキングして枚数を増やしていこう。
時価総額も20位以内にランクインしているので、今後国内取引所で上場されると予想しています。興味がある方は国内に上場し、取引が活発になる前に海外取引所で購入することをオススメします。
注目されていない時に仕込み、上場したら利確できるように準備をしておこう!
最後まで読んで頂きありがとうございます!
ご意見等ございましたら下記に記載願います!
コメント