仮想通貨初心者がやりがちなことを自身の体験談とともにまとめてみました。
これから仮想通貨の取引をしようと思っている方が、この記事読んで参考にしてもらえれば幸いです。
取引をしてこんな失敗をしたという方、是非その体験談をお聞かせ頂きたい。
心得ておきたいこと
主に3つあります。
損益が発生時に慌てて損切しない
よくありがちなのがチャートが読めず買うタイミングを間違え、みるみる下落していく。
始めた当初の拙者もそうでした…
心の中に『仮想通貨は儲かる』と甘い考えがあったからである。
逆になぜ下がったのか分析して学びに活かしましょう。他国で規制が入る、禁止になる、株価が下落するといったことが主な下落する理由です。
たとえ損益が出ても慌てて売らずに握っておく肝っ玉が必要です。価格変動(ボラティリティという)が激しいので、心臓に悪いのは事実。
やけになって取引したら試合終了です。
ノリで取引しない
仮想通貨始めたての頃の拙者は、
この銘柄人気やし、安いしいっぱい買ったろう!
とノリで買ったところ…みるみる下落し、3~4ヶ月ほどで半値になりました。(ちなみにIOSTという銘柄)
心得ておいてほしいのは、まず冷静になってその通貨の将来性、開発の進み具合等を十分に調べてから、無理のない金額で買いましょう!
そして、「これだ!」と思える銘柄に投資してみてください。投資の世界では情報をいかに早く掴むかがカギとなる。情報収集を怠るな!
ちなみに拙者の情報収集源は下記リンクになります。
欲張るといいことない
投資の世界では「頭と尻尾はくれてやれ」とよく言われています。要するに『欲張るな』ということです。頭は価格の天辺、尻尾は底を指します。
「まだ上がる、まだ上がる」と思っていたらものの数分で暴落するなんて日常茶飯事です。自分の中でどれくらい上がったら売りに出すといったルールを作らないとせっかく利益が出せるチャンスを逃すことになってしまいます。
そもそも予想はできても誰も天辺がいくらになるか分かりません。売りに出したあとに上昇しても、「うわぁ…もう少し待ってれば良かった…」と思うのではなく、「自分見る目あったな!センスあるな!」とポジティブに捉えた方がいいです。
拙者はジャスミーと呼ばれる日本製の銘柄を買ってすぐに2.5倍まで上昇しましたが、
まだ、上がる!いけ!いけ!
脳死してたらみるみる下がって現在損益中です(泣)
利益が出た時に売ればプラスになるので、売れるときに売った方がいいです。突然の暴騰は利確する人が多いため、売りが強くなりすぐ下落します。
そういうときは我先と売り逃げに限る。例えて言うなら、青信号になってから少し時間をあけて渡り、誰よりも速く渡りきることが投資で勝つ秘訣です。
皆さんも欲張らず、少しずつ利益を出していきましょう。
仮想通貨に投資する利点
主な利点は3つです。
少額から取引が可能
株と比較しますが、株は100株以上からしか買うことができないといった制限があります。例えば1株が1,000円だとしたら、100株でも
1,000(円) × 100(株) = 100,000(円)
必要になります。これだと株を始めたいという初心者には中々ハードルが高いですよね。
仮想通貨は株と違って、なんと100円から取引が可能!100円なら万が一損しても大きなダメージがないですよね。始める前に損した場合を考えがちなのが人の心理。なので、何かに投資をしたいという方には少額から始められる仮想通貨がオススメ。
24時間取引ができる
またまた株と比較。日本では株の取引は、9:00~11:30と12:30~15:00の6時間しかできません。仮想通貨はなんと24時間取引ができます。理由は株は管理者がいますが、仮想通貨は銀行のように人が管理する(中央集権型)のではなく、個人での取引が主になるので24時間取引が可能なのです。
媒体は皆さんが持っているPCやスマホになりますので、割と手軽に取引できるのがいいですね。
世界経済を学べる
上記の2つはありきたりですが、拙者は取引を始めて一番の利点でした。金融商品に投資しているとありがちなのが、買った銘柄の状況を知りたくなって調べるようになります。仮想通貨も同じように自身が買った銘柄についておのずと調べるようになります。
そして、拙者はあることに気づきました。なんと米株の価格変動と相関関係があります。米株が上昇すれば、ビットコインも上昇する。ビットコインにつられてほとんどの銘柄も上昇する。
拙者は社会人になってもほとんどニュースを見てなかったのですが、仮想通貨を取引し始めて世界の経済についても調べ始めました。今どの物価が上がっているとか、日頃から使っている物を金融商品として観る目になってきました。キッカケはどうであれ、取引してみて良かったなぁ~と思っています。
仮想通貨に投資する欠点
主な欠点は2つです。
価格変動の高低差がありすぎる
株を取引きしたことがある方は分かると思いますが、株価は1日に変動値である上限(ストップ高)と下限(ストップ安)が決まっています。理由としては、突然の暴落を防いで投資家を守るためです。取引する側としてはかなり親切なシステムになっています。
一方の仮想通貨は毎日ジェットコースターに乗っている気分です。仮想通貨には1日の変動値に上下限がないので、際限なく動きます。1日に100万円の損益が出ることもザラです。とはいえ売らない限りは損にはなりません。株をも上回るハイリスク、ハイリターンの金融商品です。
日本の課税システムが酷い
仮想通貨で儲かった時の税率を知っていますか??マジで最悪です。
これ知って仮想通貨やらないって人多いと思います。いや、マジで…
ちなみに仮想通貨で出た利益は所得税のうちの雑所得に分類され、20万円以上の利益が発生した場合は、確定申告が必要になります。雑所得とは、ザックリ言うと給与以外で発生した収入に課税される税です。
雑所得は給与取得などの他の所得と合算され税率が決まります。
表でまとめると
課税される所得金額 | 税率 | 控除額 |
1,000~1,949,000円 | 5% | 0円 |
1,950,000~3,299,000円 | 10% | 97,500円 |
3,300,000~6,949,000円 | 20% | 427,500円 |
6,950,000~8,999,000円 | 23% | 636,000円 |
9,000,000~17,999,000円 | 33% | 1,536,000円 |
180,000,000~39,999,000円 | 40% | 2,796,000円 |
40,000,000円~ | 45% | 4,796,000円 |
税率は5~45%の間ですが、ここに住民税10%加算されると最大で55%になってしまうのです!
仮想通貨で4000万円以上の利益が出ると半分以上が税で持ってかれる狂った仕組みになっています。ここで言わせてください。
『この税率考えたやつ、マジで気は確かか!!!!!』
すみません。取り乱しました。
2022年現在この狂った税率を見合わせているらしいですが、どう転ぶか分かりません。実際この税率考えた人は仮想通貨についてほとんど知識がない人でしょうからね…
カソウツウカ?
ヨクワカラナイ。ゼイリツアゲタロー。
多分これくらいのノリで作ったふざけた税率です。絶対に許すな!!
ちなみに仮想通貨の取引で課税されることとしては、
2.仮想通貨で物を購入した時。
3.仮想通貨を別の通貨に交換した時。
4.利息で増えた時。
参考までに国税庁が作成した資料を下記においておきます。
仮想通貨で儲けた人が税金のこと知らず、破産した話があります。これに関しては仮想通貨が悪いわけではなく、日本で定めている課税システムがイカれているせいです。
実際に破産した方がどうなったかの記事がこちら。課税システムを知らないと地獄を見ることになります。
まとめ
特に利益を出せているわけではありませんが、仮想通貨に投資して良かったと思っています。世界の経済を調べるようになったり、学ぶことが大きいです。何より自身で稼いだお金を投資するわけですから、本気で情報収集しますよね。少額からできるので、是非投資してみてはいかがでしょうか。
この記事を読んで仮想通貨に興味を持った、取引してみたいという方へ。
仮想通貨について詳しく書かれた本も売ってますので一度読んでみることをオススメします。仮想通貨の仕組み、今後の価値は…などなど書いてあります。様々読んだ本の中で一番わかりやすかったです!
クリプト維新 仮想通貨マイニングが人類にもたらすベーシックインカムの未来 [ 山本征也 ]
下記に国内でオススメの取引所【ビットバンク】の取引の仕方、口座開設を画像付きで解説した記事があるので、そちらもどうぞ!!
最後まで読んで頂きありがとうございます!
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