【2023年リリース予定】イーサリアムのサージを詳しく解説

仮想通貨

2022.9.15にイーサリアムの大型アップグレードである「マージ」が完了しました。

「マージ」はコンセンサスアルゴリズムをPoW→PoSへと移行し、電力消費を99%カットすることに成功しています。

次のアップグレードは「サージ」

2022.11.5にイーサリアムのアップグレード内容が公式で更新されていたものを、図解やたとえを用いて詳しく解説していきます。

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サージ(The surge)とは

サージではスケーラビリティ問題を解決するためのアップグレードとなります。

・スケーラビリティ問題
ひとつのブロック内で処理できる取引データの量が上限に達してしまい、処理が遅れてしまう問題。

イメージとしてはこんな感じになります。

道路で渋滞が起きるのをイメージしてもらえると分かりやすいかと思います。こうなってしまったら中々前に進めませんね。

これにより送金速度の低下、ガス代(送金手数料)の高騰といった弊害が発生してしまいます。

このスケーラビリティ問題を解決して1秒当たりの取引データ(トランザクション)処理を増やそうというのが今回の目的です。ちなみにイーサリアムの1秒間にトランザクション処理できるのが15件となっています。

じつは他のアルトコインよりかなり劣った性能なのが、イーサリアムの現状なのです。これを解決するためにシャードという新しいチェーンを使います。

 

シャーディングとは

トランザクションを高速処理を実現するためにシャーディングという仕組みを導入予定です。

従来はひとつのブロックチェーンでトランザクションを処理していました。先ほどの渋滞を例にとると一本道に全ての車を通している状態です。これでは渋滞が起きてしまいますよね。

シャーディングとは、トランザクションを分割して並行処理をするプロセスです。

そこでシャードという複数のチェーンを使って、多大なトランザクションを処理をして処理能力を向上させようとしているのです。

そうすれば渋滞が起きにくくなり、効率もいいですよね。イメージとしてはこんな感じになります。

・ビーコンチェーン
イーサリアム2.0のメインチェーンとなるPoSで動作する新しいブロックチェーン。

マージ後のイーサリアムはビーコンチェーン上で稼働しています。

 

例えば1000件のトランザクションを4つのシャードを使えば、1つあたり250件処理すればいいですよね。

 

この技術を駆使して1秒間に10万件のトランザクションを処理しようと開発を進めています。

 

サージのメリットとイーサリアムキラー

処理能力が上がれば今までユーザーの不満要素であったガス代が安く抑えることができます。

さらにイーサリアムの需要が増えていくことになるでしょう。

現状はイーサリアムより競合であるイーサリアムキラー銘柄を使った方がコスパがいいとされています。

その銘柄が今後イーサリアムの時価総額を超えていくのではないかと期待されているぐらいです。

冒頭にもイーサリアムが1秒間に15件しかトランザクションを処理できないと書きましたが、現状処理速度の速い銘柄では1秒間に5万件処理できます。

イーサリアムキラーについてまとめた記事もありますので、あわせてどうぞ!

まとめ

サージのおさらい

・サージ
スケーラビリティ問題を解決
シャーディングを使用(トランザクションを分割して並行処理)

2023年リリースと詳しい情報はありませんが、処理能力が高くなってガス代が削減できるのは、ユーザー側としてはかなり嬉しいですね。

NFT市場での取引もさらに活発になり、経済も回っていくのではないかと想像もしています。

そんなイーサリアムに今後も期待ですね!

最後まで読んで頂きありがとうございます!

ご意見等ございましたら下記に記載願います!

 

 

 

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