【丸写しでOK!】建築施工結果報告書(中間)の作り方

2階床はりの施工が近づくと同時に作成しないといけない書類といえば…

そう!建築施工結果報告書(中間)だ…

工事に進めながら書類づくりって大変ですよね。というか書類多すぎるよね。

そんなあなたの業務を軽減できるように建築施工結果報告書(中間)の作り方の丸写し戦法を教えます!

他にも作成しないといけない書類については、最後に拙者が書いた記事を載せておくので参考にしてくださいね。

この記事読んで、ちゃちゃっと作っちゃおう!

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必要書類

まず建築施工結果報告書(中間)を作成するにあたって、以下の書類が必要になるので用意しよう。

・確認申請書
・確認済証
・建築施工計画報告書 1ページ目
・構造図
・コンクリート強度試験成績書(材齢28日)
・コンクリート納品伝票
・鉄筋コンクリート用棒鋼試験成績書
確認申請書は今回の記事用として、参考で作成しました。
PDFを添付しておきますね。この書類の中身を使っていきます。
建築施工結果報告書(中間)の完成も今回の記事用で作成したので、PDFで先に添付しますね。
まずはこの完成形を見てみよう!

建築施工結果報告書(中間)の作成

はじめの1ページ目は建築主、監理者等の会社名、住所、電話番号に加えて建物概要を記入していきます。

1ページ目は記入する箇所が多いので、見る資料毎に分けて説明してきますね。

確認申請書を丸写し(1ページ目)

まずは右上の(中間・完了)部は中間を囲みましょう。

終わったら、確認申請書を見て写す箇所にピックアップします。赤枠と番号の部分を確認申請書とリンクしています。

 

 

下の画像が確認申請書の第二面の用紙になります。

注意点としては①と③の工事施工者名ですが、①は会社の代表者を記載します。今回の場合の代表者は「施工 太郎」です。

③は現場所長名を記載するので、「施工 次郎」になります。

あと確認申請書には構造設計者とは直接書かれていないので、構造図一式、構造計算書を担当している設計者が構造設計者にあたります。

ここで記載していない「品質管理責任者」がいる場合は記載しましょう。

 

次は階数、高さ、建築面積、延べ面積を記載していきましょう。

 

下の確認申請書の第三面と第四面の1ページ目を丸写ししましょう。

階数、高さ、建築面積、延べ面積は意匠図にも記載されているので、そちらを見ても構いません。

確認済証を丸写し(1ページ目)

次は確認済証を見ていこう。

確認済証は1枚の用紙になっているので、確認申請書のようにあちこち見なくてすみます。

 

下の確認済証の赤枠と番号がリンクしているので、丸写ししましょう。

建築施工計画報告書と構造図を丸写し(1ページ目)

1ページ目もいよいよ終盤です。もう少しで終わりますので頑張りましょうね!

まずは工事に着手する前に役所へ提出した「建築施工計画報告書」の1ページ目の受付年月日と受付番号を丸写ししよう。

次は構造図から構造の計算方法を確認しよう。今回はルート2を囲ってあげよう。

これで1ページ目は完了になります。

鉄筋コンクリート用棒鋼試験成績書を丸写し(2ページ目)

やっと2ページ目に突入です。

次は鉄筋圧接について記載していきます。では画像を見てみよう!

どこの部位を圧接したか、いつ試験をしたか、試験結果を部位毎に記載していきます。赤枠と番号がリンクしているので、丸写ししちゃおう!

基本は丸写しになりますが、試験屋さんの都登録番号は試験屋さんに直接聞きましょう。

試験屋さんのサイトにも載ってますが、聞いた方が速いですね!

鉄筋引張試験の各規格での降伏点、引張強さの規定値を知りたい方はこちらの記事をどうぞ!

コンクリート強度試験成績書とコンクリート納品伝票の丸写し(3ページ目)

3ページ目はコンクリートについての記載になります。

まずコンクリート強度試験成績書を丸写ししよう!

②の当日打設した際の天候と気温は、安全日誌に記載していると思うのでそちらを確認しよう!

記載してなくてもネットのその日の天候とネットで確認もできます。

便利な世の中になりましたね~

コンクリート強度試験成績書に③の塩化物量は基本記載されていますが、もしなければ打設当日に試験屋さんに試験結果をもらうので、その用紙で塩化物量の確認をしよう!

あと塩化物量を測定する道具の名前は「ソルコン」と言います。こちらも③に記載しよう!

次はコンクリート納品伝票を丸写しします。

⑨の打設数量はコンクリート納品伝票はその日の最後に受け取った用紙、つまりその日打設した数量の合計値が記載されています。

これらを丸写ししましょう。

以上で3ページ目は完了です。

4ページ目

4ページ目は鉄筋、コンクリート工事の確認事項と圧接方法、工事に伴い問題が起こった際の対処方法を記載していきます。

基本画像の通り丸写しで良いです。

圧接は主にガス圧接になりますが、A級継手等の特殊な継手があれば追加で記載しよう!

外観検査実施者は圧接業者さんの検査員の名前、資格番号を記載しよう!

5ページ目以降

いよいよ最後の項目になります。

各工事にてどのように確認して施工していくかということを聞いてきます。

こちらはPC(プレキャストコンクリート)、マスコンクリート、EXP.J(エキスパンションジョイント)を使用しない建物で記載しています。

もし使用するのであれば、追加で記載してあげましょう!

これにて建築施工結果報告書(中間)の完成になります。

いや~長かったですね。

ひとまずお疲れ様でした。

まとめ

必要書類
・確認申請書
・確認済証
・建築施工計画報告書 1ページ目
・構造図
・コンクリート強度試験成績書(材齢28日)
・コンクリート納品伝票
・鉄筋コンクリート用棒鋼試験成績書
上記が建築施工結果報告書(中間)を作成するにあたって必要な書類となるので、準備しておこう。
はじめて書類を作成するとかなり時間がかかるかと思います。でもこの記事通りに進めてもらえれば時間も短縮できるかと思いますので、参考に…いや丸写ししてくださいませ!
他にも中間検査で必要な書類をまとめなければならないので、別の記事を参考にしてくださいませ!
あなたがスムーズに中間検査を超えられる手助けになれば幸いです!
最後まで読んで頂きありがとうございます!
ご意見等ございましたら下記に記載願います!

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