こんにちは!ゾロです。
今回は初めて資産運用をしようと検討しているけど、何に投資すればいいか分からない悩みを解決するための記事です。
もうちょっと詳しい悩みとして
・初めて投資するので失敗したくない。
・堅実に資産運用したい。
でも知識もないし…本当に大丈夫かしら。
この記事と別記事でその知識を補っていくでござるよ。
拙者も最初はよく分からなかったから、投資しながら勉強したよ。
知識もないし不安と思うのは当然ですよね。その悩みもこの記事と別記事で解決していきます。
投資した金額から下がることもあるよね。
夜眠れなくなるかも…すごく不安。
もちろんあるでござる。
値動きが激しいものだと夜眠れなくなるかもしれないね。
だから投資って失ってもいい余剰金で行った方がいいんだよ。
投資は買った金額から上下していくので、当然下がることもあります。夜眠れなくなる人のほとんどが、欲張って生活費にも手を出して投資する人です。
下落すれば不安は大きくなるばかり。
だから失ってもいい余剰金でやるべきなのです。(余剰金は貯金額の2~3割を目安)
結論から言うと、今回紹介する金融商品は『金(ゴールド)』です。
金ね!
キラキラしていて好きだけど…高いんじゃない。
年々価格が上昇しているよ。
昔に比べて高くなっているけど問題ないでござる。
その根拠もこれから紹介していくでござるよ。
その根拠次第ね。
金ならいいかもしれないな~。
株だと銘柄が多すぎてよくわからないし。
いきなり株を買おうとしても、銘柄が多すぎて決められないですよね。初めて資産運用をするとなると、失敗したくないしそう思うはず。
前置きが長くなりましたが、金に資産運用する方がいい根拠、将来性について投資歴3年の拙者が会話形式で解説していきます。
※ただし投資は自己責任で行ってください。あくまで投資対象への参考までに。
なぜ金がいいのか?
なぜ金がいいかというと、有限の資源である希少性になります。
金の採掘量について表でまとめました。
金の採掘量 | |
2024年現在の金の採掘量 | 約18万t |
現在の技術で採掘可能な量 | 約5万t |
年間の採掘量 | 約3000t |
今まで約18万tの金が採掘されていて、2024年現在の技術だとあと約5万tの採掘が可能とされています。
年間約3000t採掘されているので、あと15~20年の間で採掘が終わってしまう計算。
この年数を見るだけでも希少性が分かると思います。
貨幣は国で発行すれば、ぶっちゃけいくらでも作れます。
金属になるとそうはいかないのです。
でも技術も発展してきてるし、錬金術かなんかで金を精製できないの?
有限な資源といった手前申し訳ないんだけど、実は人工で精製することは可能でござる。
えぇー!
希少性があるって嘘ってこと?
じゃんじゃん作っちゃえばいいじゃん!
可能とはいったが…金を精製してもごくわずかしかならないのと、コストが膨大にかかるんだ。
リターンが見込めないから誰も手を出さないんだよ。
だから人工の金が出回らないんだ。
現在の技術で金の精製は可能だが、コスパがかなり悪いので誰もやりたがらないのです。
人工の金が精製できるようになったら、現在よりも価値が減ってくるかもしれません。
ただ現在の技術力で考えるとそれはずーーーっと先の話になりそうです。
それと円安といった貨幣にも相対的な価値があります。
日本に住んでいるとあまり実感しにくいが、2024年現在だと物価は上昇しているのに給与は変わらないですよね。
これは実質給与が減っていることになります。
これは日本だけでなくアメリカでも起こっている。
昔のようにドル建てしたり株を買って資産分散するより、希少性のある金に換えて長期保有していた方がかなりコスパが良くなったわけです。
さらに2024年現在だと新型コロナウイルスやウクライナ戦争が、物流の流動性が低くなり物価上昇を招いてる状況。
どこもかしこも物価の上昇がしているため、貨幣の価値が下がり気味です。
そこで有限資源である金に投資するといいわけです。
確かに物価上昇しているよね。
円安だし…なるほど!
金に投資するといい理由がわかったわ!
うむ。
みんな大好き金の希少性がわかってもらえてよかったでござる!
今の話を踏まえて、金の将来性について解説していきます。
金の将来性
ここ10年の金のチャートをみていこう。
2014~2019年まで4000円台で横ばい。
2020年からぐんぐん伸びているのですが、その理由が新型コロナウイルスとウクライナ戦争なのです。
新型コロナウイルスについて振り返ってみると、2019年12月に中国の武漢で感染が始まり、今に至ってます。
ウクライナ戦争に至っては、2022年の2月から勃発。
つまり世界経済が危機になると、有限資源である金の流動性が高まり価格が上昇するわけです。
チャートを見ても2020年あたりから伸び続けてますからね。
2014年から10年経った2024年現在で、金の価値は約3倍になっています。
経済危機で貨幣を発行すればますます貨幣の価値が下がるけど、金の価値は下がらない。
これが金が安全資産といわれる所以です。
でも今から買っても高いから損じゃない?
確かに価格が上がっているから高いけど、現在の世界経済を考えると下がることは考えにくいでござる。長期的にみると今買っても問題ないよ。
そっか!
今が一番安いかもしれないし。
チャートをみても暴落してないし安心かもね。
しかも世界共通で金の価値への信頼度も高いことから、今後も伸びていくことが期待できるってわけです。
株価との比較
次に株価と比較してみましょう。
ちなみにみんな大好きAmazonの株価はこちら。(ドル表記)
2022年に160ドルを超えて順調に上がっていたのに、2023年に約80ドルまで大暴落しています。半値になったわけです。
もう一度金のチャートを戻ってみてもらいたい。下がっている年もあるが半値まで下がることはない。
あのAmazonでさえ半値まで暴落したのにかかわらず、金はほぼ右肩上がりです。
つまり金は長期保有向けの金融商品でもあるのです。
あのAmazonでも暴落してたなんて…
対して金は安定感があるね。
せや!
株式の方が価格変動が大きいんだ。
金なら堅実に資産運用できそうでしょ!
金のデメリット
実は金に投資するのもデメリットがあります。
さっきの話で金の価値がわかったけど、デメリットなんてあるの?
分かった!食べられない。
ピンポーン!じゃなくて(笑)
いや金も食べれるよ。金箔にしてね。
冗談はさておき、金に投資する唯一のデメリットとしては…配当も利息も出ないことです。
株式に投資をすれば、その会社の業績に対して株主に配当というカタチで還元されます。(すべての株式がそうであるわけではない)
金は鉱物で発行先がないため、配当も利息も出ないってわけです。
配当金がほしい人にとっては、デメリットに感じるってだけであって、さほどマイナス要素にはなりません。
まとめ
・金は安全資産
・世界経済の危機に上昇しやすい
・あと15~20年で金の採掘が終わってしまう
・配当も利息も出ない
・じつは食べれる(金箔)
他金融商品に投資するメリット・デメリットについても紹介しようと考えましたが、記事が長くなるのでまた別の記事で。
今回の記事で金の希少性・将来性があることが分かったと思います。
配当・利息は出ないけど初心者でも、安心して投資ができるのが金です。
コメント