こんにちは!ゾロです。
2024年1月1日から新NISAが始まりました。以前は「NISA」という名前でしたが中身も名前も少々変わりました。
そんな新NISAですが、将来のことを考えてやるべきなのか分かりませんよね。
今回は新NISAのメリットとデメリットを紹介していきます。
ちなみに拙者も2024年11月から新NISAで絶賛積立投資中。
こちらが購入履歴。2025年6月現在で37万円分の購入をしています。
37万円の投資に対して、38万円を超えてきています。順調に成長してきている!
とこんな感じで拙者は資産形成していますが、将来のマネープランを考えてみるのもいいですよ。行動した人だけが明るい将来が待っている!
それではメリットとデメリットを見ていこう!
新NISAのメリット
利益が出ても無課税
新NISA最大のメリットとも言えます。株式、債券などで利益(売却時や配当金)が発生した場合、利益の対して一律に20.315%の税金がかかります。新NISAではその税金を踏み倒せるのです!

最高じゃん!!
なるべくなら税金は払いたくないもんね。

同感でござる。
目に見えた税金の恩恵を得れられれば支払ってもいいんだけどね。
踏み倒すという表現は悪いですが…資産形成の支援として日本政府が認めているんです(笑)
例えば100万円を新NISAを介さず株式に投資して、120万円になったときに売却したとしましょう。
・20万円 × 20.315%(税金の割合) ÷ 100% = 40630円(税金で支払う金額)
・手元に残る金額 20万円 - 40630 = 159370円
20万円の利益に対して20.315%の税金がかかりますから、40630円も税金として支払わないといけないのです。

株式の税金たっかー。
せっかく儲けたのに取りすぎじゃない。

とりすぎだよね。
せめて5%にしてほしいよ。
でも新NISAなら払う必要なし!
ちなみに「NISA」時代は5年間は利益が出ても無課税でしたが、6年目以降は株式のように利益が出たら一律で20.315%税金が発生していました。(つみたてNISAの場合は21年目から税金が発生)
新NISAになってからは無課税になり、投資家たちの恩恵は爆上がりです。
インフレ対策ができる
どの金融商品にも言えることですが、昨今の物価高騰などのインフレ対策ができます。
毎年消費者物価指数を2%上げていく目標を日本は掲げています。要するに物価は毎年2%上げていくと言っているのです。ただ昨今の日本では給与はそんなに上がらないので、相対的に給与が下がっているのです。もちろん銀行預金の価値も目減りしていくのです。
毎年10年間物価が2%上昇し、銀行に預金している100万円の価値がどうなっていくかというと…
100万円の預金が10年後にいくらの価値になるか | |
1年 | 980,000円 |
2年 | 960,400円 |
3年 | 941,192円 |
4年 | 922,368円 |
5年 | 903,921円 |
6年 | 885,842円 |
7年 | 868,126円 |
8年 | 850,763円 |
9年 | 833,748円 |
10年 | 817,073円 |
10年経つと100万円の価値が約82万にまで下がってしまうのです。

えぇー。
私がせっかく貯めた100万円が…
18万円も価値が下がるなんてあんまりだわ。

物価の上昇って恐ろしいよね。
この物価上昇の打開策がお金より価値があるものに投資することなんだ!
貯金しているだけでは、価値が下がってしまうのです。銀行からの利子も微々たるものだし、昔より貯金のメリットはなくなってきています。
新NISAなら利益に対しても無課税なので、インフレ対策としては最高の金融商品なのです。
逆に投資対象が年に2%価値が上がっていくのなら10年で…
100万円を投資して年2%上昇していったら… | |
1年 | 1,020,000円 |
2年 | 1,040,400円 |
3年 | 1,061,208円 |
4年 | 1,082,432円 |
5年 | 1,104,081円 |
6年 | 1,126,162円 |
7年 | 1,148,686円 |
8年 | 1,171,659円 |
9年 | 1,195,093円 |
10年 | 1,218,994円 |
10年後には約122万円になっています。銀行預金とは雲泥の差ですね。
ちなみにどんなものを持っていたらインフレ対策できるかも別記事にしています。
よかったらどうぞ。

金融商品の種類が豊富
新NISAで投資できる金融商品は、
・日本株式、外国株式(米国、中国、ヨーロッパなど)
・ 上場投資信託(ETF)
・ 投資信託
・外国株式や外国ETF
・REIT(不動産投資信託)
〇積立投資枠
・ 上場投資信託(ETF)
・ 投資信託


株式も無課税で投資できるんだよね。

せや!
新NISAではトータル1800万円まで投資可能だ!
コツコツ積み上げていこう!
ただし1800万円の限度額ですが、売却しても投資できる枠は復活しません。
デメリット
投資信託は注文してからすぐに買えない
毎月拙者は積立投資枠の全世界株式(通称オルカン)に投資しているのですが、積立の設定をして翌月に変えるのかと思いきや、2~3か月後に購入されるようになっています。
この理由は、月末に積立設定をすると反映が間に合わなくて購入が遅くなります。
翌月に購入できるのならまだしも、2~3か月も待たないといけないのは遅すぎる。
1年で投資する限度額が決まっている
先ほど成長投資枠は年間最大240万円、積立投資枠は年間最大120万円の合計360万円の限度額が決まっているところです。
もう少し多く投資したいという方には、物足りなさを感じることでしょう。
といっても相当年収が高い人か、資産運用が好きな人でなければ360万円以上を投資に回せないと思いますが…
ゴールドの現物に投資できない
安定資産のゴールドの現物に投資できないのは残念です。
ただ金関連の投資信託であれば投資は可能です。
まとめ
・利益が出ても無課税
・インフレ対策ができる
・金融商品の種類が豊富
〇デメリット
・投資信託は注文してからすぐに買えない
・1年で投資する限度額が決まっている
・ゴールドの現物に投資できない
限度額1800万円まで無課税で投資できるのは、かなり魅力的。巷では新NISAについて賛否両論ありますが、税金を払わないだけでもやる価値は十分あります。
老後暮らすためのお金や、戸建てや車などの高額商品を買うための軍資金を増やすのには最適なシステムだと思っています。
昨今では退職金や年金をアテにできなくなりましたので、自身でマネーリテラシーを身に付けて資産形成をしていきましょう。
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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