週4日労働は生産性が落ちるのか?経済・海外事例・人間の本能から考える働き方

思考力
世の中は確かに便利になってきた。
けど労働時間は減らないという違和感を感じないか!?
こんにちは!ゾロです。
週5日1日8時間労働がデフォルトになっている世の中。
便利グッズが増えてきて、実用しているのになぜか労働時間は減らないし。
経済って人間の生活を豊かにするためにあるはずが、今では経済のための人間になってない?
俺たち人類は何を目指しているのか分からない今日この頃。
と10年間社会人して思いました。いや思うのが遅かったかもしれないね(笑)
ただ拙者だけが感じている違和感じゃないはずだ。
効率化を図ったがために、むしろ労働密度が高くなっていると感じてさえいる。
こんな労働に嫌気がさしてきたので、なら週4日労働ってどうなの?と疑問に。
ということで、週4日労働だと、
・生産性は落ちるのか?
・企業側の視点は?

・海外事例はあるのか?どんな効果があるのか?
・そもそも労働そのものは人間の本能を考慮された設計なのか?
この4つにフォーカスして働き方について考えてみました。
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週4日労働で生産性は落ちるのか?

拙者としては、生産性は上がると思っている。
細かくみていこう。
・労働時間と成果の関係
・週4日になれば立ち回りが変わる
・休暇が増えて集中力が上がる

労働時間と成果の関係

まず見ていくのは、労働時間と成果が比例するかどうか?
世の中的に長期労働=成果は増えると考えられがちだが、就業時間まるまる集中して仕事できてますか?
答えはNoのはずだ。拙者も同じ意見だ。
そもそも労働時間で成果は図れない。
成果の出方を解体してみようではないか。公式にしてみると、
・成果 = 計画(思考)× 実行 × 改善回数
だと個人的に思っている。
だから最初に考える計画段階で大きくズレていたら、長い時間実行しても成果は出にくい。
成果が出にくければ、もちろん改善が必要になってくる。計画が大きくズレているなら考え方からやり直す必要がある。
だから労働時間が減っても、考え方で生産性を上げることは可能だと考えている。
逆に週5日と労働時間を変えないやり方にするため、1日10時間労働にするのは悪手だと思っている。
そもそも週40時間を超えて労働させてはならない労働基準法を、企業は忘れないでよね。

週4日労働になれば立ち回りが変わる

週5日でしていた仕事を週4日労働に濃縮しないといけない問題が発生するはずだ。

ただここでも論点が違うと思っていて、労働時間が減れば今までやっていたことが必要なのかどうか疑うフェイズに入ると思っている。

例えば長々とやっている朝礼や会議が真っ先に見直される対象になるだろう。

未だに朝礼で社訓を読むという、信じがたい会社もあるのだが、週4日になれば生産性がないから消えるだろう。

今まで会議を長々していたが、週4日になれば必要な会議かどうか選別されるはず。

朝礼、会議を例に挙げたがその他の業務も見直されるはずだし、週4日労働が見直すきっかけにもなるはずだ。

そもそもコロナウイルスが蔓延したときに、業務形態が変わった事例もすでに俺たちは経験している。

惰性で行われていた仕事はどんどん消えて、仕事の質は上がっていくと考えている。

休暇が増えて集中力が上がる

さらに休暇が増えることで、疲労回復ができるのが一番大きいんじゃないでしょうか?
日本では「働かざる者食うべからず」と謎の風習があるが、そんなことはなくて人間を労働させるための常套句でしかない。
そもそも週5日働いて2日休むって、労働と休暇のバランスが悪くないですか?
現に拙者は週2日の休みで疲労が完全に回復しない。
このサイクルは、人間の本能から見ると非合理であると思っている。これについては後ほど深堀りしてきます。
と話が少し脱線しましたが、休暇が増えれば疲労回復ができ集中力も上がると思っている。
疲労回復できて集中力が上がれば、
・ミスが減る
・作業スピードが上がる
・思考も深くなる
とパフォーマンスも上がるはずだ。
さらに新しいアイデアだって浮かんでくるとも思っている。
業務ばかりしていると頭の中が整理されずに、アイデアが浮かびにくくなる状況に陥りやすい。
だから休暇が増えることは悪いことではない。

企業側の視点

企業側からすれば一見デメリットが多いと感じるはずだ。

ただメリットだって存在する。

・離職率の低下は考えられる
・給与は下がるのか?
・人手不足の懸念
・サービスは低下するか?

離職率の低下は考えられる

あくまで週5日労働に比べて離職率は下がると思っている。

離職に繋がる要因は、

・慢性的な疲労
・プライベート時間が確保できない
・家庭との両立ができない
かと。この要因が減れば、会社を辞めたいという衝動は減っていくんじゃないでしょうか。
ただし労働密度が上がってしまったら、逆効果にもなってしまうだろう。
これは企業の労働設計にも関わってくるので、あくまで低下が考えられるとでも言っておこう。

給与は下がるのか?

多くの経営者は労働時間が減った分、給与を下げてくるだろうね。

日本は年功序列や終身雇用で給与が変わるといった、組織へのコミット時間を重視する文化がある。

長期労働は成果に繋がると思っている経営者は、一定数いるのは事実。

ただ先ほどにも挙げたように、長期労働=成果は増えるわけではない。

なので給与を週5日労働と同等にするのであれば、

・古い文化の消滅
・商品のブランド力
・利益の最適化設計

これらが条件になるはずだから、その企業の考え方によるとしか言えない。

人手不足の懸念

ただでさえ人手不足なのに、週4日労働にしたら拍車がかかるのではと思ったんじゃないでしょうか?

人手不足を懸念しているが、これも論点がズレていると思っている。

そもそも社員の人数に対して、業務量のコントロールができていない企業側の問題が大きいと思っている。

つまり人手不足は、原因の所在をぼかすラベルに過ぎないのだ。

企業は、

・商品価格
・商品内容
・納期
・品質水準
これらを全て自分たちで決めれられる立場にいる。
なのに顧客離れの懸念や新規顧客を開拓しようと、業務量だけがひとり歩きしている可能性が高い。
人を増やさないと回らない仕組みを見直すきっかけにもなるはず。
とはいえ介護、医療、建設、物流などの一部の業界では、人口の構造問題はあるから難しいところ。

サービスは低下するか?

今よりサービスは低下するというよりは、最適化していくと思っている。

無料だったレジ袋が有料になったように、無料サービスを真っ先に見直されるはず。

稼働時間が減れば利益を最適化する必要があるから、日本のおもてなし文化は少なからず衰退していくだろう。

考え方によっては、今まで無料で当然とされていたサービスに金銭的な価値ができると捉えられる。

なので今まで対応してもらってたサービスは有料になる流れが自然な動きだろう。

週4日労働の国の事例

世界の事例では、労働時間を減らしたほうが生産性が維持もしくは向上するという結果が出ている。

少し触れると

アイスランド(公務員含む大規模実験)
・週4勤務が2500人以上で実施
・生産性は維持または向上
・ストレスや燃え尽き症候群が大幅に減少

 

スウェーデン(介護医療で6時間労働)
・医療現場でミスが減る
・従業員満足度が上がる
・生産性は維持

 

イギリス(週4トライアル)
・売上は維持

・離職率が半減
・幸福度が改善

生産性が維持、向上した結果だけを見ると、長期労働=成果が増えるの日本の神話は崩れる。

労働設計がよければ、労働時間を減らしても問題ないはず。

もちろん給与が下がった、労働時間は減ったが労働密度が上がったなどのデメリットも挙がっている。

俺たち人間は知能が高いだけで動物だ

生産性や事例を見てきたけど、ひとつ無視できないものがある。

俺たち人間は、他動物に比べて知能が高いだけでカテゴリーは動物だってことだ。

動物は食料や安全な寝床を探すことが、生きるための行動。

太古の先祖も長らく他動物と同じような生活をして、経済や貨幣が出てきたのは人類史で見れば割と最近。

しかも太古の先祖が生きるための行動そのものが仕事だった。

現代では貨幣を介さないと生存が難しい構造になってしまった。

そうなると貨幣を得るために、長時間労働が当たり前になったのではないでしょうか。

週4日にして労働時間を減らすことは、貨幣への過剰な依存構造を見直すきっかけにもなるかもしれない。

さらに生物として生きていくことについても、改めて考え直されるんじゃないか?

太古の生活からも人間は動く前提で設計されていると言われていて、今はデスクワークが増えてきてる。

実際に長時間のデスクワークは人間の本能に合った行動ではないと思っている。

つまり現代の働き方は経済を優先しすぎたために、人間の本能を度外視したやり方だと拙者の中で結論づけた。

まとめ

今回は週4日労働について4つの視点で見てきましたが、実は構成として

マクロ(生産性、企業側の視点) ⇒ ミクロ(海外事例) ⇒ 本質(人間の本能)
の順番で考察をしてました。
大枠から小さな部分まで見れば問題点も浮かんでくるかなという考えで。
実際週4日労働が可能かは業界にも、本人次第なところもあるのは事実。
それもしても現代は労働に縛られた生き方をしている違和感から整理してみました。
ぶっちゃけ週5日労働だけではなく、もっと幅広くあってもいいよねと思っています。
仮に週4日労働になれば、労働が当たり前の世界に遠ざかるかな…とか淡い期待をしています(笑)
そうなれば余白ができて、本当のワークライフバランスが取れるんじゃないかな。
ということで週4日労働の世界線のウェルカム勢からでした!
最後まで読んでいただきありがとうございます!
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