【シーリング工事】5種類と使用場所を表で分かりやすく解説

建築

シーリング工事って、どこに何使っているか分かりませんよね。

使用場所によって使い分けをしていくわけですが、とはいえ全部同じに見えるし…

そろそろシーリングについての知識を付けたい方向けに、種類と使用場所を解説していきます。

この記事を読み終わる頃には、スキルアップ間違いなしです!

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シリコン

シリコン
特徴 ・耐久性に優れ、乾燥も早い

・シリコンオイルという油が常に出ているため、塗料が塗れない

・他のシーリング材の打継ができない

使用場所 ガラス・キッチン・浴槽廻り

主に水廻りに使用するシーリング材がシリコンです。

シリコンオイルが出続けているため、塗料が塗れないため仕上げになります。

 

変性シリコン

変性シリコン
特徴 ・塗料が塗れる(ただし塗料によってははじき、べたつきが発生する場合はある)

・接着剤として使用可能

使用場所 目地全般・サッシ廻り

変性シリコンはシリコンとは違い、塗料が塗れます。

また止水だけでなく、接着剤としても使用できるのが特徴です。

 

ウレタン系

ウレタン系
特徴 ・紫外線に弱いため、塗料を塗る必要がある

・そのままだと劣化し、ホコリを吸い付けて汚れやすい

・密着性に優れているため、コンクリートのクラック補修に使える

使用場所 目地全般・サッシ廻り

ウレタン系のシーリングを外部で使用するときは、塗装仕上げを塗りましょう。

コンクリートのクラック部に使うときは、クラック部をUカットしてから充填しましょう。

 

アクリル系

アクリル系
特徴 ・湿った箇所にも使用可能

・充填後、シーリング材がやせる

・耐久性が低い

使用場所 モルタル・コンクリート・タイル・ALC目地

昔はアクリル系のシーリング材が主流でしたが、シリコンやウレタン系のシーリング材が出てきてからは、あまり使われなくなってしまいました。

ただ表面が乾いていない箇所にも使えるのは、メリットです。

 

ポリサルファイド

ポリサルファイド
特徴 ・表面にホコリが付きにくい

・耐候性が高い

・金属には適さない

使用場所 タイル・石目地・サッシ廻り

ポリサルファイド系のシーリングは割と古くから使われています。

自動ドアなどの振動する金属には、適さないです。

主に外部で使われます。

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