仮想通貨が実用化された世界を考察 そんな世界が目前にきている!

2022年になって仮想通貨取引所のアプリCMを見る機会が増えてきたと思います。bitFlyerでは松本人志さん、BITPOINTではBIGBOSSこと新庄剛志さんがアンバサダー就任されました。

以前までは仮想通貨と聞くと怪しいものという認識がありましたが、今では日本でも少しずつ浸透してきています。あまり公にされてませんが、芸能人の方々も仮想通貨の取引をしているくらいです。

そもそも仮想通貨は買い物やサービスの『決済手段』、海外送金するための手数料を安く抑える、送金速度を上げるために開発されたものです。海外では頻繁に売買されています。現状は金融商品化していますが、それぞれの銘柄が実用化しようと日々開発が進められています。

エルサルバドルでは、2021年9月7日からビットコインが法定通貨として認定されました。今後は他国でも仮想通貨が法定通貨になることは充分ありえる話です。

では仮想通貨が実用化された世界について考察していきます。

あくまで個人の見解となりますのであしからず!

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法定通貨がなくなる

現在各国で使われている法定通貨がなくなるのではないかと考えられます。

そうなった場合の世界は

①円をドルに換金するといった煩わしさがなくなる。
②全て電子マネー化する。
③紙幣、硬貨がなくなり銀行がなくなる。
①は海外旅行時に空港等で換金所にわざわざ並んで換金する必要がなくなります。そうすれば、換 金するための時間や人件費が削減されます。
②はお金がデジタル化するので、財布を持つ必要がなくなります。現在でもPayPay等の電子マネーが普及してきましたが、似たようになるためスマホで決済ができるようになります。
③デジタル化すれば当然銀行が不要になります。今では銀行も金利が低く預金するメリットが薄れてきています。他には銀行で行えることとしては送金ですが、24時間できるわけでもないしわざわざ銀行に行かなければいけません。仮想通貨は24時間いつでもスマホで送金が可能、手数料も通貨の送金と比べて安く、送金速度も速いためかなり手軽になります。銀行がなくなる日はそう遠くはないかもしれません。
ただ、仮にビットコインが世界共通の法定通貨となった場合、各国同士で売買する際の価格設定をどのように設定していくのかは疑問です。

 

ステーブルコインの可能性

仮想通貨にはステーブル(安定)コインというものが存在します。

日本ではJPYCというコインがあり、≒円の価値があります。

米国ではUSDT(テザー)があり、≒ドルの価値があります。(米国には他にもあります)

これは法定通貨と連動している電子コインになります。たとえビットコインが日本で法定通貨にならずとも、JPYCが法定通貨になることがありえます。ビットコインは価格変動(ボラティリティ)が大きいため金融商品じみていて、安定した価格にならないためステーブルコインが法定通貨として使う方が安定性があります。ただビットコインが世界中で使われるようになればドルのように価格変動が小さく安定すると思います。

盗難、詐欺が減る

なぜ減るかというと、仮想通貨にはブロックチェーンというものが採用されています。ブロックチェーンとは、情報を記録するデータベースで取引履歴を暗号化し、1本の鎖のように連結してデータを保管する技術です。分かりやすくいうと取引データが調べられ、かつデータの改ざんが非常に困難で不正が極めて起こりにくい技術のことです。

売買や送金で取引したデータが調べられるため、万が一詐欺にあっても特定できるようになるため、犯罪者も特定できるようになります。そうなれば、詐欺などの犯罪は足がつくのでおのずと犯罪が減るはずです。現在でも犯罪者を特定して逮捕に至ることがネットニュースでも見るようになりました。

仮想通貨もまだ未完成な部分が多く、某取引所がハッキングをされる事件がありますが、技術の開発により今後こういったことがなくなってくるでしょう。仮想通貨が怪しいと認識される理由として、ハッキングされて盗まれてしまうものと世間での認識があるからだと考えられます。本当に犯罪がなくなる平和を世の中になってほしいものです。

仮想通貨NFTが当たり前に使われるようになる

NFTとは「Non-Fungible Token」の略で、非代替性トークンのことを指し、ブロックチェーンを利用した技術となります。簡単にいうとコインや物にシリアルナンバーのようなものが記されており、誰が所有者か明確化できる技術です。これは代替不可能なものとなっているため、唯一無二の価値があるコンテンツを誰でもつくることができます。

2021年9月30日にはGENERATIONSのメンバーであ関口メンディーさんがNFTアートを約21万円で落札しました

現在ではデジタルアートであるNFTアート、ネット上の土地(LAND)が主に市場に流通しています。

この技術を活用すれば、ネットで映画や音楽の違法ダウンロードや複製の問題も解決でき、純粋に製作者が収益を得られるようになります。アーティストを救う救世主となるでしょう。今後需要も高まってくるものになります。

しかし、懸念事項はあります。

著作権とブロックチェーン上の保有者が別物となるため、勝手にアニメのキャラクターを描いて売り出すことができてしまうことです。NFTをつくった人が所有者になってしまうため、今後著作権に関する法律がつくられることでしょう。

また現在ではNFTを出品する、または購入する際に使われるアルトコインであるイーサリアムのガス代(手数料)が高い問題があります。これに関してはイーサリアムキラーと呼ばれるアルトコイン(ビットコイン以外のコイン)の開発が進められているので取って代わるかもしれません。

まとめ

ビットコインは2009年に誕生してから13年が経っています。世間では仮想通貨の仕組みが分からず、怪しいものと捉えられてきましたが現在も生き残っているということは、世界がその技術を必要としている証拠です。怪しいものには蓋をする前に調べてみる方が良いでしょう。拙者としてはNFTの仕組みは画期的に感じます。利点が多数ありますので、今後普及されるでしょう。そしてそう遠くない未来には現実化しているかもしれません。仮想通貨の可能性に期待しています。

 

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