何かにチャレンジするときに目標を立てると思います。
皆さんも経験があると思います。
例えば学生時代では、部活で
「サッカーで全国大会に出場する!」
と目標を立てても結果は、
なぜこうなってしまうかというと
『人は目標を立ててもそれ以上の成果は出せない』
要するに目標をギリギリのラインで越えようとするから達成できない。
では、
「関東大会の全試合を2点以上で圧勝し、全国大会に出場する!」
どうでしょう。
いやいや全国の目標だけで精一杯だよと思うかもしれませんが、
『全国大会の出場+α』
これは部活での例ですが、基本は
『目標+α』
がどうしても必要になります。
この例では関東大会に出場する前提での目標です。
せっかく野望があるなら、
『ちょっと厳しめの目標を具体的にかつ期間を設けて立てる』
クリアできるかできないかの目標を立てるといい。この方が脳内からドーパミンが最も分泌されます。ドーパミンは、分泌されると快感や幸福感が得れるといったモチベーションを高める神経伝達物質です。さらにここに期間を設け、精神的なプレッシャーをかけることで脳内からノルアドレナリンが分泌されます。ノルアドレナリンは集中を高める神経装飾物質です。
例えば、1年目の目標を
「関東大会に出場するために半年間で15回ある練習試合で12勝す
と立てたとします。ここが頂点になります。
そしてただ頂点を決めるだけでなく、
例えば
② 基礎体力をつけるために30分間のランニングをする
③ ランニング後はパス、トラップの基本練習をする
④ ③の練習の最後に部員全員で2つの列をつくりパス、トラップをミスなく100回連続で行う
そしてただ練習するのではなく、④のようにちょっとした試練を与えるとノルアドレナリンが分泌され集中力が高まるので、成長しやすい。そして基礎的なものは侮ることなく最初に潰していくことが頂点への近道となります。
小さな目標に対して、できたかできなかったかの反省を行う。出来た場合は次回も確実にできるように考える。逆にできなかった場合は反省点を挙げ、改善していく。いわゆるPDCA(Plan-Do-Check-Action)サイクルを回していく。
PDCAサイクルとは
Plan・・・計画を立て
Do・・・実行し
Check・・・反省した後
Action・・・改善する
4つの動作の頭文字を取ったもの
④の試練は安定してできるようになったら次の段階、段階と頂点に近づくために目標を立てていく。そこに期限は忘れてはいけない。おさらいすると半年間で15回ある練習試合で12勝するでした。半年の中でも最初の練習試合が2週間後となると、それに向けてやることを逆算して計画していなければならない。この限られた時間内に成果を出そうと計画を立てて進めるのが、大きく成長する時です。
試合に勝つためひとつひとつの目標をクリアしていけば、自信もつきモチベーションも上がり一石二鳥です。この積み重ねが目標としていた15試合中12勝することに近づいていき、最終的には地区大会に出場することができるようになります。
目標の立て方が結果を左右すると言っても過言ではないと思います。それだけ目標設定が重要になります。まずはここに時間をかけてじっくり考えるべきです。
そしてもう最後に大事なのが、何のために目標を達成したいかを明確にするべきです。
いいかえると
『信念を強く持つ』
最初に戻ると
「サッカーで全国大会に出場する!」
でした。この動機が宙に浮いていたら、まず叶えることはできないでしょう。
例えるなら頂上はあるけど道がガタガタでたどり着けない状態です。
動機としては
得意分野で誰にも負けたくない!
大きな舞台を味わいたい!
と様々あります。目標の先を見ているわけですから、これも『目標+α』になります。
最終的にこれが自分の信念となり、苦しいときでも心が折れることなく頑張れます。さらに目標に近づくことができます。
まとめ
目標実現をするために覚えておきたいことは、
上記の内容を抑えつつ小さな目標をクリアし、自信をつけ楽しく進められたらほぼ目標に近づいてきています。あともうひとふんばりの継続です。
極稀に目標以上の成果が出ることがあるかもしれませんが、
あとは結果を出すだけだ!
最後まで読んで頂きありがとうございます!
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