【現場監督】内装仕上げ工事の流れを解説 パート②

建築

内装工事後半は、軽量建込~解説していきます。

まだパート①を読んでない方は、こちらからどうぞ!

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軽量建込

ユニットバスを据付たら、軽量を建込んでいきます。

壁と天井を組んでいくわけですが、職人さんによって様々です。

また、躯体の壁際にはウレタン断熱前に付けたコマに軽量を固定していきます。

ここで覚えておくことは、

・ボード2枚張り → スタッドのピッチ455mm
・ボード1枚張り → スタッドのピッチ303mm
また 30~40㎡/人が歩掛の目安です。
軽量を建込終わったら、照明やコンセントのボックス(電気ボックス)を取り付けていきます。

建具枠取付&際根太

あらかじめ軽量で開口をつくっておき、軽量なりに建具枠をビスで付けていきます。

マンションなどの住宅では木製の建具枠が多いです。

そのあとはウレタン断熱前に、壁際に取り付けておいた木材のコマに際根太を付けていきます。

フロアレベルから置床、床仕上げ材の厚みを引いたレベルで取り付けないとレベルが狂ってしまうので、注意しましょう。

また写真のように軽量にも際根太を廻して、置床を施工する準備をします。

置床

床仕上げの下地となる置床を施工していきますが、その前に床清掃を済ませておきましょう。

置床前に際根太を施工しておいた理由は、置床の材料であるパーティクルボードを置けるようにするためです。

それ以外の部分には支持脚を立てて、その上にパーティクルボードを置いていきます。

ボード張り

軽量なりに壁・天井にボードを張っていきます。

洗面・トイレといった水廻りには耐水ボードを張ります。

ボードの施工が完了したら、軽量建込後に仕込んでおいた電気ボックスを見えるようにするために、ボード開口をします。

歩掛としては、50㎡/人が目安です。

電気ボックスには、後ほどコンセントや照明といった仕上げを付けていきますので、その準備をしていきます。

クロス張り

クロスを張っていくのですが、その前にボードのジョイント、ボードを固定しているビスにパテかいをします。

パテかいを2回行ったあと、表面が平坦になるようにやすり掛けをしてからクロスを張っていきます。

ちなみにクロスは、30~40㎡/人 が歩掛の目安です。

床仕上げ&巾木

床の仕上げはフローリング、タイル、クッションフロアと様々です。

その前に床の清掃を済ませておきましょう。

水廻りの床仕上げとしては、タイルやクッションフロアが主流です。

床が仕上がったら、巾木を廻していきます。

巾木も木製、タイル、ソフト巾木と床仕上げに合わせて、素材と色を選定していきます。

住設据付

住設とは、トイレ・洗面・キッチン・エアコン等の住宅設備のことを指します。

キッチンは現場によって、床仕上げ前に据付けるところもあります。

どちらも正解なので、お好みで進めていきましょう。

住設据付後は、設備屋さんが給・排水の配管接続をします。

扉吊込・収納棚取付

最後に他業者が施工中にキズが付かないように、扉吊込・収納棚等を取り付けていきます。

建物によって収納棚以外にも取り付けるので忘れずに手配をしておきましょう。

あとはクロスのキズや汚れの是正を完了したら、内装工事は完了になります。

まとめ

2つの記事で内装工事を解説してきました。

割とオーソドックスな手順なので読み返して覚え、スムーズに工事が進むように手配していきましょう。

建物によっては、この他にも取り付けていくものがあるので業者へ取り付けるタイミングを聞いて進めていきましょう。

あとは職人さんにも現地で教えてもらうとバッチリです!

最後まで読んで頂きありがとうございます!

ご意見等ございましたら下記に記載願います!

 

 

 

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