鉄筋を圧接した際に供試体を採取します。
その結果が鉄筋コンクリート用鉄棒試験成績書が試験屋さんから届きます。
内容は圧接した鉄筋の規格、降伏点、引張強さが載っています。
降伏点、引張強さは規格ごとに規定以上の数値が出ているか確認する必要があります。
各規格(鉄筋径)の降伏点、引張強さをPDFにまとめたので、ぜひ事務所に貼りだして活用してみてください!
降伏点、引張強さの早見表
こちらが早見表になります。
A4サイズ用にPDFで作成したものがこちら!
ちなみに
・降伏点(鉄筋)
鉄筋に力を加えた時に変形し、元に戻らなくなる力の数値を指す。
鉄筋に力を加えた時に変形し、元に戻らなくなる力の数値を指す。
・引張強さ(鉄筋)
鉄筋に引張力を加え、破断するまでに生ずる最大応力のこと。
鉄筋に引張力を加え、破断するまでに生ずる最大応力のこと。
※規格の1ランク上下であれば、圧接可能
おまけ
鉄筋コンクリート用鉄棒試験成績書の内容に、圧接技量資格者に○種というものが載っています。
1~4種まであって、圧接していい径の上限が変わってきます。
圧接技能資格と作業可能範囲 | |
1種 | ~D25 |
2種 | ~D32 |
3種 | ~D38 |
4種 | ~D51 |
4種を保有している人は、どの鉄筋径でも圧接可能です。
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