現場監督ってどんな人が向いているだろうか?現場監督の拙者が向いている人の特徴をまとめてみました。実際現場監督ってどんなことしているのか興味がある方は下記の記事も合わせて読んでみてください。
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ものづくりが好き
ものづくりはマスト項目です!現場監督は職人さんに指示を出し管理をする側で、実際に手を動かしてつくるわけではありませんが、建物ができてくると感動します。
中には職人さんに施工を教えてもらい、自分で手を動かす人もいるぐらいです。実際に拙者も職人さんに教えてもらい一緒に施工したことあります。
何というか…手を動かしたくてウズウズするんですよね(笑) 逆にものづくりがあまり好きではない人にとってはこの仕事は苦痛でしょうね。激務なので好きでないと続けられません。
会話するのが好き
どの業種もコミュニケーションは必要不可欠ではありますが、特に現場では会話ができないと仕事になりません。
職人さんも話好きな人が多いので、ガンガン話かけてOKです!会話が増えると親密性も深くなり、施工を教えてくれたり、時には助けてくれたりします。
そうなると仕事もやりやすくなり楽しく進めることができるでしょう。現場監督は職人さんと雑談するのも仕事のひとつだとも思っているくらいです。コミュニケーションが苦手な人には苦痛でしょうね。
体力に自信がある
体力というと持久走を想像しがちですが、そっちではありません。
この場合は仕事をするための体力です。現場では施工の状況確認をし、職人さんが帰ったあとにも事務所で図面を描いたり、工事の計画を立てたりやること事務作業も盛りだくさんです。
現場から戻ってヘトヘトになってもやらなければ工事が止まってしまいます。現場では学生でいうところの文武両立が不可欠です。ちょっと疲れたなぁと感じたら糖分を摂って休憩するのもアリです。
冷静な判断ができる
工事現場ではトラブルは日常茶飯事。これはこれでどうかと思うが、人の手でつくっているので施工誤差が出てくるのは仕方のないことなのです。
あとはその人の施工の仕方もあります。そうなると図面と現場で寸法が異なり、本来入るものが入らなくなることもあります。
そんな時に慌てず冷静な判断で進めていけるかが肝になります。こちらが慌てると職人さんも慌ててしまいます。答えは相談や経験値からも出せたりします。一度落ち着いて考えるべし!
心配性
「図面通り進んでいるかなぁ…納期はいつだろう…」と現場を進めているとふとした時に不安に思うことがあります。その勘は持っている人は現場をうまく進められます。
指示をしっぱなしで職人さん任せにしていると時々間違っていたりすることもあります。万が一間違っていても早期に見つけることができれば、大事には至りません。
確認して指示通りだと安心しますからね。夜もぐっすり寝れますよ(笑)
指示をしたら必ず確認をする習慣をつけて、あとずさりなく進めるべし!
あと自分の考えが正しいと思わない方がいいですよ。考えが間違っていれば仕事も間違った方向に進んでしまいます。
この考えで進めていいのか迷ったら、上司や職人さんに相談してみてください。己を疑い、人の意見を取り入れることも成長するのに必要ですからね。頭でっかちにならないようにしよう!
計画を立てるのが好き
将来○○になりたい、したいと目標があり、特に長期的に計画を立てる人は向いてます。もちろん立てたからには実行しないといけませんよ(笑)
建物をつくるのには約1年かかりますので、建てるために工程表をつくらなければいけません。各工事はどのくらいかかるのか、逆にこの期間に終わらないとあとがキツくなると検討しながらつくります。
拙者は計画だけ立てて実行しない人のことをオ○ニー野郎と呼んでいます(笑) 自己満で終わらせるべからず!
周囲を巻き込める
いわゆるリーダーシップがある人。人の心を動かすには、あなたの情熱が必要です。こういう理由でこうしたい、ああしたいと職人さんに情熱をぶつけてみましょう。
熱意が伝われば彼らも「○○さんのためなら頑張るよ!」と言ってくれますし、協力してくれます。現場では自分ひとりの力なんてちっぽけなものです。
建物をつくるにはチームワークが必要だ!熱い心でチームを動かしていけ!
計算が得意
図面に寸法を載せていますが細かいところまで載せると見づらくなるので、計算して出すこともあります。電卓を使うのもいいですが、頭の中で計算する訓練をして出せるようにしておきましょう。
そうすると電卓使うより早く計算結果が早く出せます。同時に頭の回転も早くなって一石二鳥。土壇場でも機転をきかせられるようになるかも。逆に数字を見て頭がパンクする人は向きません。
絵を描くのが得意
絵をうまく描ける人は空間把握能力が高いです。頭の中で3Dをイメージできるので、職人さんが話している内容もスッと頭に入ってきます。
あと絵が描ければ言葉で表現しにくいものでも伝えることができます。絵があれば一目で分かるので、伝わりやすくなり施工での間違いも防ぐこともでき一石二鳥です。
現場では職人さんに伝えることが多いので、想像力を働かせて絵を描こう!
交渉力がある
現場監督は原価管理もします。資材の手配、協力業者さんとの契約をするときにどれだけ費用を抑えられるかが肝になります。
資材の金額を聞いてそのまま払ってしまう人には節約できません。資材は「○○を100個買うから○○円にしてもらえますか?」と金額をこちらから提示して交渉しましょう。
折り合いが付けば元の金額より安く買えます。まずは作戦を立てて交渉してみましょう!
片づけができる
膨大な仕事量をこなすためには一作業一片付けが必要不可欠になります。片づけができるかできないかは本人の意識次第。あと片づけできない人は基本仕事ができません。
机の上が書類まみれだといざ必要な書類を出そうとしても時間が掛かったり、最悪なかったりと業務に支障がでます。脳内の整理もできないので、スケジュール管理もおそろかになりがちです。
片づけこそ後回しにせず、すぐに実行すべし!
まとめ
ものづくりが好き
会話するのが好き
体力に自信がある
冷静な判断ができる
心配性
計画を立てるのが好き
周囲を巻き込める
計算が得意
絵を描くのが得意
交渉力がある
片づけができる
ざっと出しただけでも11項目あります。あなたはいくつ該当しましたでしょうか。現場監督をするのであれば、最低でも3ヶは該当したいところ。あとは仕事をしながら身に着けて得意、好きになることもあります。拙者もなる前は4ヶしか当てはまりませんでしたが、仕事をするにつれて面白さが分かってきました。何事にも毛嫌いせず、挑戦しましょう!
最後まで読んで頂きありがとうございます!
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