・社会人3年目 1級建築士学科不合格
・社会人4年目 1級建築士学科合格
以下 製図3回失敗
もう満身創痍でござる…(財布の中も)
【公式サイト】総合資格
資格を取るなら合格率日本一の総合資格
なぜ総合資格にしたのか
総合資格の他にも日建学院・TACがありますが、拙者が総合資格を選んだ理由は…
知り合いの伝手で3社のテキストを見せてもらったときに、一番良さそうだったのが総合資格でした。
情報量が多いのと、試験科目のひとつである計画に出題される建築作品集(建物や様式について)の別冊もあってお得感を感じました。
実際建築作品集の冊子は、かなり役立ちました。(他校にはこのような冊子はありませんでした)
というか計画の試験に出てくる建築作品は、これがないと対抗できませんでした。
それと単純に家から近かったからです。
意外に動機はしょぼい。
というのも移動に長く時間を費やすのは、無駄という拙者の考えによるものです。
受講料はおいくら万円?
気になる講座の料金を3社で比較してみました。
料金表(税別) | ||
1級建築士 | 2級建築士 | |
総合資格(ストレート合格必勝コース)
(学科+製図料金内訳) |
1,090,000円
(740,000+350,000) |
790,000円
(530,000+260,000) |
日建学院(学科+製図スーパー本科コース)
(学科+製図料金内訳) |
1,090,000円
(790,000+300,000) |
870,000円
(620,000+250,000) |
TAC(総合学科+製図本科生) (学科+製図料金内訳) |
638,000円
(440,000+198,000) |
407,000円
(264,000+143,000) |
TACが一番安く、1級建築士に関しては総合資格・日建学院とも同じ料金。
2級建築士から始めた拙者は料金の安い総合資格を選定。
それと合格率日本一の謡いに釣られました。(カモです)
料金を考えると一番安いTACを選ばなかった理由は、通っている人が少なく情報量も少なかったからです。
~クラスと講義内容~
2級建築士
2級建築士学科を受講していたときは、ひとクラス15人ぐらいでした。
段々来なくなる人もいるので、最終的には12人ぐらいに。(各科目講師1人ずつ)
本講座が始まる前の期間は、基本モニターでの講義になります。
本講座が始まると下記の流れになります。
4科目あるので、毎週違う科目を教えてもらうシステムです。
とにかく記憶に定着させるために反復練習が多いです。
あとは帰宅するか、校舎で自主学習するかになります。
学科試験に受かる見込みの人は、そのまま製図講座に移ります。
なんだかんだ2人しか落ちなかったので、合格率はかなり良かったです。
付いていた講師の教え方が良くて救われました!
製図講座も学科と似た流れで講座が進みます。
ちなみに2級建築士の製図は主に2階建ての木造になります。(たまにRC造)
試験時間はなんと5時間半です。
製図試験対策に費やせる時間は2か月ちょっとしかないので、かなり飛ばし気味に進めていきます。
前半戦はひたすら図面のトレースがメイン、徐々にエスキスと記述を入れていく感じです。
解説はモニターで行われ、補足で講師が説明してくれます。
最後の方は試験時間の5時間半を想定して、通してで練習します。
まじでこの2か月ちょっとは地獄を見ます(泣)
1級建築士
2級建築士に比べて、1級建築士はひとクラス20~30人でした。
最終的には20人ほどです。
学科は2級建築士同様の進み方です。
製図は他クラスと合同になるため、60人ほどいました。(教室いっぱいいっぱいです)
1級建築士のお題はRC造の施設や共同住宅になります。
試験時間は2級建築士の試験に1時間プラスされたなんと6時間半です。
2級建築士同様に進んでいきますが、割とモニターでの解説が多かったです。
2級建築士よりエスキスと記述の内容も重いです。
なので1級建築士は知識もないと突破できません。
受講した感想としては、設備系の解説内容いまいちでした。
あと役立った製図道具については、こちらの記事で紹介しています。
合格するコツ
合格するコツは3つあります。
ひとつは勉強時間の確保になります。
働いていると時間確保が、ベリーハードです。
仕事終わってから勉強するとヘトヘトよ。
ただいろいろ工夫して時間確保ができるようになったので、別の記事で伝授します。
もうひとつは、仲間づくりです。
一緒に受講するクラスの人と仲間になるのです。
なぜこの仲間づくりが効果的かというと、仲間内で教えあうと自然と知識が定着するからです。
教えられるということは、理解できているということです。
クラスのほとんどが受かった理由も、仲間たちと切磋琢磨してお互いを高めあえたからです。
最後に勉強の進め方としては、法規から手を付けましょう!
法令集を引いて問題を解いていくのですが、どこに何が載っているかを引けるようになるのには、かなり時間がかかるからです。
それと法令集に載っている内容は、他の科目にも繋がってくるので一石二鳥なのです。
おぉ!この内容法令集に載ってたぞ!
法令集を制すれば、学科合格は近いぞ!
総合資格を選ぶデメリット
お世話になった総合資格にも、デメリットが多々あったので共有していきます。
課金講座のごり押しをしてくる
課金講座はゴールデンウイーク、お盆といったまとまった休みがあるときに開催されるものです。
指定された日程にそれぞれの科目の講座を選んで受講するシステムになっています。
1講座あたり約1.5~2万円程度ですべての講座を受講するとなると、悠々に10万円を超えていきます。
た…高すぎるでござるよ。
しかも入ってから知ったでござる。
内容としては、今まで受講した復習問題を解いていくものになっています。
受講した肌感としては、自身で復習できる人なら必要ない講座と思いました。
別に特別なこともするわけでもないし。
テキストと過去問網羅すること優先すべきで、あれもこれも手を出さない方がいいです。
ここでいうデメリットは金額面ではなく、スタッフが課金講座にごり押ししてくるところです。
今まで受講した内容をまとまった休暇に復習をして、
基礎を固めていきましょう。
ふむふむ(ここまでは的を得た内容だな)。
このまとまった休暇で復習できていない人は●●%で不合格になっています。
つまりこの講座を受講しなかった人は、受講した人にもう追いつけなくなるのです。
今年合格したいなら、マストの講座になります。
煽って受講させるスタンスな。
(マストの講座なら通常のカリキュラムに入れとけよ)
当時このようなことを言われて記憶があります。
とにかく合格を餌にして、課金させようという気が満々でした。
課金講座を入れると3社の中で受講料が一番高くなります。
総合資格のお金へのガメツさを感じる。
課金講座を含めた料金だと圧倒的に総合資格が高い!!
※ちなみに日建学院は課金講座なし。
学科合格後の製図にも課金講座がありますが、お盆に行う課金講座は出ておくといいです。
というのも7月末に学科試験をし、10月半ばの製図試験に向けて準備する期間が2か月ちょっとしかないからです。
お盆に行う内容としては、2時間半で図面を描き切ろうという講座です。
初受験の方で、素早く図面を描けない人は量をこなすしかないので出ておくといいです。
料金は高いですが、素早く描きたかったので課金したでござる。
図面を素早く描ければ、エスキス(建物計画)に時間をかけられるので有利です。
拘束時間が長い
特に製図講座はスケジュールの終わり時間を無視して、延長することはザラにありました。
帰る時間が22時とか普通でした。
次の日仕事だよ…
もちろん勉強時間を取ることは大事ですが、そこまで集中力は持ちませんでした。
割と総合資格の考え方は、昭和チックでした。
日建学院の製図講座も受けたことがあるのですが、スケジュール通り17~18時に終わってくれます。
時間厳守は素晴らしい。
ただ自習スペースは22時ごろまで空いてたので、家で勉強できない人にはうってつけだと思います。
まとめ
・料金は日建学院と似たり寄ったり。
・課金講座はお盆の製図のみ受ければいい。
・自宅で勉強できない人向け。
・拘束時間が長くても付いてこれる人は合格できる。
【公式サイト】総合資格
資格を取るなら合格率日本一の総合資格
コメント